金曜日の朝

お会いしたくても、なかなかお会いすることができず、


たぶん半年以上たっているかと・・・




その方は、たまに朝の通勤途中にお会いすることがある


お話したことも無く、お名前も存じ上げてなく




盲導犬を連れておられる、視覚障害者の方で、


以前その方が、新設された歩行者用の横断歩道の信号機に


気づかず、「赤」で、車を止めて渡っておられ


信号が新設された事を伝えたかったので、


ようやく、先週の朝「すいません」から声をかけることが出来ました。


話を伝えると、


この、右京区は音響付信号機が非常に少ないとの事。


「ひとつ音響付信号機を設置するのに、多額の費用はかかるのは知っているけど・・・」


「なんか起きてからでないと、してくれへんやろ」っと


決して、愚痴や不満の気持ちで、おっしゃた感じでなく


そんな思いで、盲導犬と歩行されていると知ると


生きる勇気と元気をもらいました。